―農薬を使わないで堆肥と有機肥料で育てています―

       野菜ともだち通信  161        2007..12

                                             

             

                      5月16日に播いた落花生の花が盛りです。花が咲き終

わると子房が地中に入って実を太らせていく、不思議

な野菜です。

 

お届けの野菜…インゲン・とうやじゃが芋・なす・ピーマン・紫キャベツなど

 *ひめひおうぎずいせん(モントフレヂア)はおまけです。

簡単レシピじゃが芋の甘辛煮…じゃが芋を食べやすい大きさに切ります。水をじゃが芋

の量より少なめに入れて、砂糖とだしを入れて煮ます。汁が半分位なくなったら醤油を入れて煮込みます。汁がなくなったらでき上がりです。(新松戸の井関さん

 

野菜ともだちの声 ✿紫色のキャベツ本当にきれいな色です。食べるのがもったいなくてながめています。優しい心の人に育てられてこんな色になって来るのですね。何だかとても幸福な気持ちになれます。自然野菜はとても色が濃いのですね。いつもおいしく調理しなくてはと思っています。畑のみなさんの苦労に感謝しながら頂いていますよ、ありがとうね。(永島家は難しい野菜アーティチョークは駄目なんだけれど何とかルバーブ食べたけどね。)(永島さん)  

 ✿有機の野菜はなんでおいしいんでしょうね?(山上さん

      ・調べてみたらそのことが本に書いてありました。

少し長い引用ですがお読みください。(荒木)

「たい肥をつかうと、どうして作物が元気にそだつ土になるのでしょうか。土の中には、ミミズやヤスデなどの小さな動物や、目にみえない微生物など、たくさんの生きものがくらしています。ミミズなどの小さな動物は、作物の病気のもとになる細菌を食べたり、、土を食べてふんにして、畑をたがやしたりします。微生物は、作物が元気に育つ土をつくります。

たい肥は、この微生物のえさやすみかになってくれます。たい肥の材料のわらや家畜のふんなどは、微生物の大好きなごちそうになり、微生物の死がいは、作物の栄養になります。

それでは、たい肥の中でふえた微生物は、どうやって作物が元気にそだつ土にしてくれるのでしょうか?

微生物は、ミミズやヤスデなどのふんや死がいをたべて、作物に必要な栄養分にかえ、根から吸収しやすくします。                     

微生物のもっと大きなはたらきは、作物がいきいきと元気に成長し、味やかおり、色つやをよくする成分を、からだの中からだしてくれることです。これは化学肥料にはない、すばらしいはたらきです。

 そればかりではありません。微生物や土の中にいる小さな動物たちは、土の小さな粒と粒をむすびつけて、大きな粒をつくります。大きな粒のあいだにはすきまができるため、土がふかふかにやわらかくなります。やわらかい土の中で、作物の根はずんずんのびていけるのです。

大きい粒のすきまには、必要な雨水がたくわえられます。日照りになっても、この水が作物をそだてます。また、空気もたくさんたくわえられるので、土のおく深くにある根まで酸素がとどきます。

しかし、化学肥料は、微生物のえさやすみかにはなりません。このため、たい肥をあまりいれないで、化学肥料ばかり使っていると、微生物はどんどんへってしまいます。そして土は、やせたカチカチのかたい土になり、作物がそだちにくくなってしまうのです。」             (「見学でわかる!食べ物の安全」ポプラ社)より。

7月19日の予定…北あかり・なす・ピーマン・枝豆など

荒木農園TEL/FAX047−388−1346

                                             http://www.e-nippon.jp/arakifarm/index.html