―農薬を使わないで堆肥と有機肥料で育てています―

       野菜ともだち通信  162        2007.7.19

                                             

梅雨冷えで夏野菜の収穫量がぐんと減ってしまいまし

た。きゅうりも木の勢いがなくあまり収穫できません。「夏にはトマト」と150本も植えたトマトもモザイク病や疫病になりどんどん抜きました。やっと30本位が残るかどうか迷いながら生きている状態です。11年間やって初めてのことです。皆さんにトマトをお届けできるように中玉トマトの作りやすい種を629日にまきました。こんなに遅くても収穫できるか、実験してみます。




           

お届けの野菜…なす・ピーマン・北あかり・枝豆・ルバーブ・べんり菜など

 

簡単レシピルバーブゼリー…水ようかん・コーヒーゼリー等の感覚でルバーブを入れてみ

ました。さっぱりして夏向きのデザートになります。

     材料<約9個分>粉末寒天4g、水400ml、ルバーブをジャム状にした物200ml、グラニュー糖100g、レモン汁少々で煮つめました。

     <作り方>@鍋に水と粉末寒天を入れ火にかけます。A沸騰したら、さらに2分程かき混ぜ煮溶かします。Bルバーブのジャム状を加えてよく混ぜます。Cぬらした型に流し入れ、冷やし固めます。尚、グラニュー糖、レモン汁の分量はお好みで加減して下さい。

                                  (加藤さん

野菜ともだちの声 ✿アーティチョークの不思議なお花を眺め乍ら、つくづくこんな不思議なお花があるのだから人間もさまざまあっていいんだなと思っております。

枝豆、とうもろこし、夏の香りをありがとう。(大竹さん)  

 ✿「アーティチョーク」にはびっくりしました。

蕾の時は「何だろこれ」って思いましたが、二、三日したらきれいな青紫の花が中央から顔を出してきました。南国の花のようです。今、満開です。初めてみました。美味しい野菜の他にこんな楽しみを頂き感謝します。(江東区の徳田さん

✿アーティチョーク、何て美しい群青なのでしょう。

自然の造型にはおどろかされるばかりです。(春山さん

                                 (裏面へ)

 

 

 

前号に続いて神奈川県三浦の石渡さんの無農薬・有機野菜作りの紹介です。(荒木)

きょうは大根を収穫する日です。おとな3人がかりで畑にでて、1本1本手で大根をぬいていきます。「農薬や化学肥料をつかっていないから、大きさもそろっていないし、虫くいの穴があいているのもあるんだよ。」店にならんでいる大根は、たいていみんな同じ太さや長さです。でも、石渡さんの畑の大根は、長いものも短いものもあります。太さも少しずつちがいます。

虫が食ったり、形がひどく悪いものは、売りにだすことができません。

「収穫される大根のうち、だいたい15%は売りにだせないんだ。」と石渡さんはいいます。売れない大根は、農薬をつかう農家より多くなります。しかし、石渡さんは、より安全な大根をつくるために、売れない大根ができることもしかたないことだと思っています。

      (「見学でわかる!食べ物の安全」ポプラ社)より。

 

“原爆写真展&平和のつどい”のお礼

いろんなところでいろいろな人がいろいろな役割を担ってくれて、この集いの準備ができました。そして、当日参加してくださった野菜ともだちの皆さんをはじめ、大勢の方(200名)がこのつどいを盛り上げてくださいました。「きたがわてつさんは、迫力があってすごい。」「9条は、いいなあ。」「原爆の写真がおそろしかった。」と朝から最後まで参加してくれた六実小6年の男の子3人の感想です。有り難うございました。コアラテレビで放映されたニュースのビデオがありますのでご希望の方は声をかけてください。(荒木)

 

7月26日の予定…なす・ピーマン・とうもろこし・じゃがいもなど

 

荒木農園TEL/FAX047−388−1346

                                             http://www.e-nippon.jp/arakifarm/index.html