―農薬を使わないで堆肥と有機肥料で育てています―

野菜ともだち通信 201     2008.5.8 荒木農園 TEL/FAX047-388-1346

筍の出始める季節に畑横の竹林に入るとひっそりと咲いているあけびの花に出あえ

ます。淡紅紫色の愛らしい花は、ほっとするひとときをプレゼントしてくれました。

 

お届けの野菜…○小松菜  ○ネギ  ○ふだん草   ○水菜  ○三つ葉  ○キャベツ

簡単レシピ ふだん草(不断草)…南ヨーロッパ原産。鉄分・カルシウム・カリウムなどのミ

ネラル、抗酸化成分のβカロチンも豊富で血液をサラサラに。煮物、おひたし、ごまあえ、炒め物、汁の実などに。法蓮草に似た食感が味わえます。あくがあるのでゆでてから使うとよいです。

 

野菜ともだちの声…今日は渋谷で「六ヶ所村ラプソディー」という映画を観てきました。監督は中立の立場で映画を創ったそうですが、それでも恐くて哀しい映画でした。映画を観て原発や原発から出る放射能のゴミや再処理工場から放射能を除去しないで海に流されることになる膨大な放射能の害を強く意識しました。素朴に被爆したくないと思いましたし、六ヶ所や青森の人たちの健康被害も心配になりました。三陸の海も岩手も放射能の害を受ける予測です。もう1本続けて「六ヶ所通信No4」という今年2月からさかのぼって去年の8月までの六ヶ所や周辺の様子を描いた映画も観ました。その中で、無農薬で米を作り続けてきた苫米地さんという女性がはるばる奈良の川口由一さんという自然農法をしている農家を訪ねて雑草を取らないで無肥料で米を育てているやり方を習いに行く場面が有って感動しました。しかし、自分が無農薬で丹精こめて作った米でも再処理工場からのヤマセに乗ってやってくる放射能の影響を受けてしまうことが不安だと語っていました。涙が出そうになりました。これまでずっと稲に寒さに負けずに頑張れと語りかけながら育ててきたからです。 この5月から再処理工場が本格稼動予定だそうです。全国の生協や他団体も署名を集めていて約100万人の署名が政府に提出されたと監督がトークショーで話していました。あと20万人の署名が集まれば、と言っておられましたがメディアでも圧力や規制が働いているそうで六ヶ所のことはインターネットや今日の映画でしか情報を知ることが難しいです。映画を観てきた勢いで長いお返事、失礼いたしました。それではまた船橋のマミさん) 追伸「六ヶ所村ラプソディー」(http://www.rokkasho-rhapsody.com/)で検索すると全国の最寄の上映予定が出ますので、もし興味の有る方は「六ヶ所通信No.4」とあわせてご覧になることが出来ると良いかもしれません。

 

作業日誌・・・5/3の雨の日はジョイフル本田まで買い物。目当てのさつま芋の苗は10時過ぎに

着いたのに売り切れ。鶏糞と油カスを買ったのですが、1/23に699円で買えた油カスがこの

日は980円に。40%の値上がりに驚いてしまいました。・トマトの鉢上げ、トマト・ピーマン

     ズッキーニ・隠元豆・レタスの定植・天豆のアブラ虫退治、じゃが芋の芽かき・追肥・土

寄せ、草取りなど。    5月15日の予定・・・絹サヤ・ねぎ・かぶ・ニラ・大根など

http://www.e-nippon.jp/arakifarm/index.html