―農薬を使わない・堆肥と有機肥料で育てる体にやさしい野菜―

野菜ともだち通信 240 2009.2.19   荒木農園TEL/FAX047-388-1346

                                

                                       

三芳村にて

「安全な野菜を食べたいから無農薬・無化学肥料で作って欲しい。」と東京のお母さん達が三芳村(現南房総市)を

訪れた。「無農薬野菜が作れるはずがない。」という農民達を「できた野菜は全量買い取りますから!」と説得。そ

れから35年。毎週三芳の農民達は交替で野菜を東京まで運んでいる。おととし、この本を読んでから会いたくな

った三芳の和田さんに27日、お会いして来ました。温和で誠実で優しく知的な方でした。「土が野菜を育てて

いる。肥料で育てようと思ってはだめですよ。」 和田さんは土を食べて自分の土の味を覚えておくそうです。山を

切り開いて作った畑。粘土質の段々畑。猪の被害があるの畑の周りにはには100枚程ものトタンの囲い。その畑で

ブロッコリーもネギもキャベツもほうれん草も幸せそうに育っていました。いただいた大根のやさしい甘さとみず

みずしさ。和田さんと畑を思い出しながら味わいました。

                                                                                      

お届けの野菜…○三浦大根 ○鍋ちゃん葱(下仁田系一本葱)  ○法蓮草  ○法蓮草

       ○白菜  ○ブロッコリーの脇芽(春一番の風で土が入り混んでいますので

丁寧に洗ってお使いください。)  

簡単レシピ 

ねぎのグラタン 冬の葱は甘みを増しています。

<材料>葱2本/バター大さじ一杯強/ 生クリーム50cc/粉チーズかおろしたナチュラルチーズ適量

<作り方>白い部分を長さ3cmに切り、味が染みるよう竹ぐしで穴を開ける。浅鍋に並べてひたひたに

水を張り、 バター大さじ一杯と塩小さじ一杯を入れ、弱火で約10分煮る。グラタン皿にバターを塗

り、煮た葱を並べ、塩、コショウ各少々を振って生クリームを回しかける。粉チーズを振りかけ、オ

ーブントースターで焦げ目が付くまで5〜6分焼く。(読売新聞より)

マーボー白菜 ザク切りした白菜とひき肉を炒め、マーボー豆腐の素で味つけする。

作業日誌…平年より暖かな2月。大根に蕾が見えてきたので急いで抜いて葉を切り土に活けました。じ

っと小さくなっていた法蓮草や草達も一気に伸び始めました。あちこちの草取りをしました。

ここで放って置くと根を張っているので本当の春には手をつけられなくなってしまいます。

じゃが芋を植えるために堆肥をまいて耕運しました。

 

2月26日の予定  赤葱・法蓮草・小松菜・人参など                   ――野菜のことでお気づきのことがありましたら教えてください。――

http://www.e-nippon.jp/arakifarm/index.html