―農薬を使わない・有機肥料で育てる体にやさしい野菜―

野菜ともだち通信 300  2010.5.17  荒木農園TEL/FAX047-388-1346 

                  タイムの花といちご

2004年6月17日からスタートした野菜ともだち通信は今回で300号を迎えることができました。畑や野菜のことをお伝えするのに大事な通信ですが300という数字に感動です。開始当初は1軒でした。それが今では毎週55軒にまで野菜ともだちの皆さんのご紹介で広がりました。皆さんの声に励まされての6年間でした。心からお礼を申し上げます。そして変化のある自然のなかで健気に育ってくれている畑の野菜たちにも感謝です。これからも味わいのある野菜作りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

お届けの野菜…○春大根  ○レタス  ○サニーレタス  ○絹サヤえんどう   ○キャベツ

○その他     *春菊の花は花として飾ってください。

簡単レシピ もったいない特集 

    レタスの外葉は炒めて卵でとじてソースで。あるいはスープで。

    大根の葉はゆでて細かく刻んで菜飯に。大根の皮は千切りにしてゴマ油と昆布の佃煮で。

    キャベツの芯はさっとゆでて甘酢漬けで。

(皆さんの工夫レシピも教えてください。)

 

作業日誌さつま芋の苗植え、じゃが芋の芽欠き、ナス・スイカ・きゅうり・かぼちゃ・

赤紫蘇・葱の定植、トラクターで除草・耕運、そら豆のアブラムシ退治など。

 

野菜ともだちの声✿何人かの方から「野菜が高い時なので助かっています。」「この春は葉ものもいっぱい食べられて嬉しかったですよ。」などの声をいただきました。 

私たちこそ育てた野菜を喜んでいただけて感謝です。

 

まさちゃんの読書感想…『生物と無生物の間』(福岡伸一著、講談社現代新書)を読みました。

生命は絶えずエントロピーを増大させている。エントロピー最大というのが死の状態である。生物がこのような状態に陥らないで生き続けていくための唯一の方法は“食べる”ことである。食べることによってエントロピー増大に抗する力を生み出してくれる。食べて老化(エントロピーの増大)を防ぐ、これはいい話ですね。―学生の頃、熱力学でエントロピーが出てきたが、それが食べることとつながっている事にびっくりした。―                (次回に続く)

     エントロピーとは…原子や分子の乱雑さの度合いを示す尺度。片付いている状態のエントロピーは

小さく、散らかっている状態のエントロピーは大きい。(『現代用語の基礎知識』より)

 

5月24日(月)の予定 …春大根・レタス・キャベツ・絹サヤなど

――野菜のことでお気づきのことがありましたらお知らせください。――