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イタリア、24年ぶり優勝=PK戦でフランス退け、4度目王座〔W杯本記〕

【ベルリン9日時事】サッカーの第18回ワールドカップ(W杯)ドイツ大会最終日は9日、当地で決勝を行い、イタリアがフランスを1−1からのPK戦で5−3と退け、1982年スペイン大会以来、6大会24年ぶり4度目の優勝を遂げた。4度の王座はブラジルの5度に次ぐ歴代単独2位。フランスは2大会ぶり2度目の優勝を逃した。
 試合はフランスが前半7分に、現役最終試合に臨んだジダンのPKで先制すると、イタリアは同19分にマテラッツィが同点ゴール。その後はフランスが押し気味に進めながらも1−1のまま90分を終了。延長後半5分にジダンが退場する予想外の展開を経て延長でも得点がなく、PK戦で5人全員が決めたイタリアが栄冠をつかんだ。決勝でのPK戦決着は、ブラジルがイタリアを制した1994年米国大会以来2度目。
 開催国のドイツは8日の3位決定戦でポルトガルを3−1で破り、3位となった。
 31日間にわたった大会は熱狂のうちに閉幕。次回の2010年大会はアフリカ初開催となる南アフリカ共和国で行われる。

 スポーツナビ

                            (2006年7月10日)


  
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